top of page

iPS細胞由来軟骨様組織を用いた

骨格組織損傷の治療方法の開発

​研究にご協力いただきありがとうございます。

このページでは2016年に大阪大学医学部卑俗病院にて手術後に廃棄される椎間板組織について研究用途での使用に同意をしてくださった方に向けて研究の概要や提供いただいた試料・情報の種類について明記しております。

1.研究の対象

椎間板組織:

 2016年に大阪大学医学部付属病院にて手術後に廃棄される椎間板組織について研究用途での使用に関して同意をしてくださった方

2.研究目的・方法

 本研究の目標は、関節軟骨変性・損傷に対してヒトiPS細胞から分化誘導した軟骨組織の移植による再生治療を実現することです。そのために、臨床研究に供することができる、安全で有効なヒトiPS細胞由来軟骨を作る方法を開発することを目的としています。

​ 本再生治療の実現には産業化が必要で、そのために企業へ技術転移することを目指します。また、iPS細胞ストックから提供されるiPS細胞配布株を軟骨へ分化させる最適な方法を確立し、その分化誘導法を使って、細胞加工施設にてiPS細部配布株から軟骨の製造を開始します。将来の臨床研究移行に向けて、製造した軟骨を移植する際の術式を検討します。また共同研究企業から研究員を受け入れ、修復メカニズムの解析や軟骨分化誘導方法の改良の検討を行います。

 研究期間:研究機関の長の許可日~2032年3月31日

3.研究に用いる試料・情報の種類

iPS細胞

 <試料>京都大学iPS細胞研究所iPS細胞ストックから配布されるiPS細胞、

    京都大学iPS細胞研究所iPS細胞ストックから配布されるiPS細胞から分化誘導した軟骨組織及び抽出物

 <情報>性別、年代、ゲノムデータ等

軟骨組織

 <試料>手術時に廃棄される軟骨組織およびその抽出物

 <情報>性別、年代等

椎間板組織

 <試料>手術時に廃棄される椎間板組織およびその抽出物

 <情報>性別、年代等

4.外部への試料・情報の提供

該当なし

5.研究組織

大阪大学大学院医学系研究科 妻木範行

京都大学iPS細胞研究所 妻木範行

旭化成株式会社 中薗修

京都大学iPS細胞研究財団 高須直子

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記連絡先までお問い合わせください。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先

住所:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2

TEL:06-6879-3321

担当者:大阪大学大学院医学系研究科生化学・分子生物学講座  島 伸行

研究責任者:大阪大学大学院医学系研究科生化学・分子生物学講座  妻木 範行

​研究代表者:大阪大学大学院医学研究科生化学・分子生物学講座  妻木 範行

椎間板組織(2016年): 研究
bottom of page